Markey's Osaka West "Oba-han"River-side Blues......

       ── ひらりひらひら きままな稼業 風に吹かれて 東へ西へ

2011年5月7日土曜日

Her high school days, It was 60 years ago.

朝、ぴん子とまりりんとライフのあたりまで散歩に行って、帰りに商店街近くのパン屋で買い物をしたら、カーネーションをサービスでくれた。

店主のおばちゃんは私の顔をまじまじ見ながら一瞬考え、そしてカーネーションをつけてくれたのだが… 前にレジをした子ども2人とお父さんのお客には、子どもに「家へ帰ったらお母さんに渡してね」と、カーネーションを1本ずつ渡していた。

私のお母ちゃんは34年前、私が高校に入ってちょうど1週間目の桜の散る頃に急逝した。ひと晩で。
44歳だった。
あまりにも若い、今から考えると。

どうしても、もうひとつ上の公立高校に私を入れたかったらしく、中学後半は鬼のように喧嘩をした。
私は入れないだろうと思っていたし、何より高校に入って勉強ばっかりで大変な思いをするのがイヤだというのが最大の理由だった。
いろんな友人や年上の人の影響でロックやピアフやソウルやらと音楽聴いたり、ギターやピアノを弾いたり、絵を描いたり、楽しいことを中学時代に覚えてしまっていたからである。


今はスリッパで私をドツキまくっていたお母ちゃんの気持ちがわかる。
自分が薬大(一浪)を出て結局は電器屋の嫁はんになって苦労したので、私には医療系、できれば女医になどと言う不遜な考えも持っていたようだ。そらムリやでお母ちゃん。


新制高校開始時である
事実、泉尾高校時代お母ちゃんの親友だったT女史は、薬大も一緒でその後医大に編入して耳鼻科の女医になり、神戸の山手で開業し、当然結婚の必要はなく、早々と店じまいして世界各国行くところはもう北極点以外おまへんという状態になっている。社交ダンス暦も長いのがこの人だ。
独り暮らしで今も元気元気、足腰弱ったら入るところの準備も十分だ。
ワタイより全然似てるよなあ
御年79歳。ここまで来たら、もう、終わり方の予定と現実にそんなに大きな誤差は生じないであろう。

最後まで人生をしゃぶりつくすのは、
やはり一部の女である。
でも、T女史はすべて自分の力で成し遂げてきたことなので、本当に偉いと思う。
当時は医者の世界でも、女医に対する風当たりは生半可なものではなかった筈だ。

お母ちゃんは常々、
「アンタはブサイクやから勉強して仕事ができるようになり」と言っていた。
顔から想像できるように、ものの言い方のヒドイ母親だ。

そういう生き方もバリバリにはまっとう出来ず、かといって違う方向のキャラにもなれず、
私は人生ウロウロしている間にどっちも中途半端になった。

ごめんなぁ。そやけど、お母ちゃんの言い方が大概悪かったんちゃうか?(笑)
とか言うたら、またスリッパ持って怒るわなあ。

2011年5月3日火曜日

ずっと夜明け前

GWはなんか、ずっと原稿書いてるんですが…
服やら書類やら片付けないとアカンもんがいっぱいあるんやけど、
常に目先のショボイ仕事に追われて手が回らない。


まりりんの勉強もいよいよ見てやらないとイカン。栄養も考えて、メシも作らないとアカン。

今朝も数学の宿題でひと悶着あったが、 ワシ、元々理系はできへんのにますますボケていて、
中1でもよ~ぉ読まんとホンマにわからんよ…(泣)
クージーさん、家庭教師してくれまへんか~?? (笑)

当のミーハーなまりりんさん、勉強の仕方がまだわかっとらんのやけど、「阪急電車」読みたいというので、まぁ流行もんやけど何でもええか…と読ませたら一日で読んでしもた。そら読みやすいもんねあんなん。
で、どっかで聞きかじってきた太宰を読みたいというので、それやったらこれはどや!と、最近何作かをまとめて編集しているものすごい分厚い文庫を与えたら何とか読んでるみたいやけど、まぁわからんやろなぁ。まあ濫読でもなんでもええか、読めへんよりマシやわ。

連休やからまりりんの友だちが来てクッキー作ると言ったら、面倒も見んとアカンし…
おちおち座って仕事もしてられへん…
というか、ちゃんとじっくり一緒にやったられへんのが悲しいわ。


大きな問題はもうずっと手付かずやし、改善する気配はないし、このままではホンマにイカンし。

まあ自分がトシいってきて、万事にトロくなっているのが本音であるが。
現時点でこの状況はほんまツラいのぉ~。はっきりいってもうどうでもエエと思っている自分がいる。

あ、雨が降ってきた。篭ってたらババくさい愚痴ばっかりでイカン。
今日は、家で仕事してて雨に逢わずによかったかもね、と思ってみよう。
とりあえず状況グッチャグチャでも、老化はあれど健康なのと寝る所があって、
今夜の食べ物があるだけでヨシとする。明日はわからんが。