子どもが夏休みの間は何かとハードである。
夕方からまりりんにねだられ、なんばパークスに“ちょんまげぷりん”を観にいくことに。
TIIをやたら観にいってた時にポイントが貯まり、大人1人は無料で観られるし、まあいいかと腰を上げた。
内容はよく知らず、ジャニタレのしょーもない
映画でしょ…ぐらいの気持ちでバスに乗り。
まりりんが近頃心酔している(彼女は浮気者である)NEWS、関ジャニ8所属の錦戸 亮クンの初出演・主演映画なんだって。
入りは土曜というのに20人ぐらいだー。これは寂しいなあ。
なんばパークスシネマはなかなか良いシネコンだと思うが、なんばの中ではちょっと外れた場所にあるせいか比較的いつも空いている。
家から自転車でサクッと行ってサクッと観たい映画を観て帰ってくるのは悪くない。
映画は存外に良作だ。監督の力ももちろん、全てがジャニタレの映画らしくない仕上がり。
次に控える“大奥”などより、ずっとよい映画なのでは、と思う。
まりりんは終始「亮ちゃ~ん♪」「ウフ♥」てな調子だったが、
錦戸君の武士の所作が美しくて上品でよい。羽織をきて正座している後姿も綺麗だ。
最近、つくづく男の所作には女性以上に品が必要だと感じており、これは本人が意識したからといってできるものではなく、生来のものというか育ち(精神的な面で)によるものだと
痛感している。ま、単なる好みかな。
ちょっとした動きでも、どことなくエレガントさが感じられる所作がいいのだ。
Michaelサンなんかはその最たるもんだ。
ちょっと演技はクサイところもあるけれど、錦戸君は
時代劇姿は似合うねえ。
“ちょんまげぷりん”、いろんなテーマをそこここにそっと散りばめてあるけど、今の自分に関係のあるものだけ取り出してご自由にどうぞ、という控えめな姿勢が
好きだ。かくいうワシにもチクリとくる部分がある。
自分からは絶対観にいかなかったと思うが、さっぱりと癒されるような予想外のプチ良作。
子どもを通してこういうものに出会うというのも、たぶん幸せなことなんだろうな。
0 件のコメント:
コメントを投稿