Markey's Osaka West "Oba-han"River-side Blues......

       ── ひらりひらひら きままな稼業 風に吹かれて 東へ西へ

2010年11月17日水曜日

Hold My Hand

明日まではカタログコピーの納品で、ちょっと犬のこと落ち着いて考えられないんだけど…

確かに去年一人いなくなったので、この話はなんかあるんか?という気はしている。

いままでも、誰かがいなくなると誰かが来た。
母がいなくなってすぐ、高校のクラスの優しいY君が生まれた仔猫をスタジアムジャンバーの胸の中に入れて、駅まで持ってきてくれた。
私を元気付けようと、猫を飼わないかと声をかけてくれたのだ。

キジ猫のメスだったがA吉と名付けて11年生きた。母と同じで体は丈夫でなかった。
私が結婚した翌年、母が倒れた家の中と同じ場所で、同じ病気で最後を迎えた。

さびしかった叔母の最後は、谷町のマンションでひとりだった。
東署の捜査一課、凍えるような寒さの、法円坂の薄暗い検死の施設。
私にはすべて荷が重かった。
でも翌年の春にはまりりんがいた。

昔から家族も身内もほんとうに人数が少ない家系だから、
こうやって補填しあってきたのかもしれないな。
人間も動物も変わらず、いのちは循環するのかも。
ワタシも、何かをつないでいく途中のパーツになれたらええな。

ミニピンはじいちゃんなんかな??ちょっとイメージ違うなー。
犬じゃなくて牡牛座、すべて白髪の大きい人やったからなー。

明日落ち着いたら、いろいろ書いてくれた方たちにお礼を書こう。

これ、“M”のイニシャルになってるんやよね。
Hold My Hand  /  Michael Jackson Featuring Akon

本当に、人生の終盤に近づいて 手をとっていける人がいることが
いちばん幸せなんだと思う。
いろんなことを許して、だいたいのことは目をつぶることができて、
ずっと一緒にいなくてもちゃんとつながっていて、お互いの言いたいことは
なんとなくはわかっていて、まあ、しゃーないな、でもなんかあったら心配やな、と
思えるような相手と、生きているうちにめぐり合うもんなんか?
それとも気づかずに過ごしているだけなんやろか?
大半の人が、会わんと終わるもんなんかなあ。ワシにはわからん。

あかん、スミノフアイス回ってきたわー。
まだ仕事せんとあかんのにー。犬騒動が引鉄になって、なんかのフタあいてしもたがなー。

2 件のコメント:

  1. うちの猫も、父が亡くなって
    ひとり暮らしになった母が飼わないかな?
    とおもったのですが、
    うちが飼うことにしたのです。

    舅が亡くなったとき、おなかに次女がいました。

    生まれ変わりとか、いわれたくないし、
    かわりにならないけれども、
    新しい命がきてくれたことは
    なんか、救いになりますね。
    そうやって、命は、つながってきたのかな?
    私は今度うまれかわったら、どんな動物になるでしょうか?(*^_^*)

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  2. そうですね。私たちは遺伝子の乗り物ですし、
    人間同士じゃなくても命のつながりはあると思います。
    まさに杉田成道氏のこの著など、そのものズバリのテーマですね。
    『願わくは、鳩のごとくに』
    http://book.asahi.com/author/TKY201011170204.html

    昨夜から、大学以来の友人の未亡人と独身女性と、いっしょにいました。
    「ダンナは、この世で一応やることやったから勝手にあの世へ行ったんでしょ。
    他人から見たら相当完成度は低かったと思うけど」とサラリとしたものでした。
    女はつぇーや。

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