自分の思いを素直に伝えた言葉に、意に反して過敏な行動をされたとき、やっぱりつらいね。
いきなり薄い刃物で目前を掠められたように感じてしまった。
何もそこまで…と、かなりのショックを受けました。
言わなければよかったね、貴方に対する私の察しが悪かったんやね。
昨年の夏、ある人に言われたきつい言葉を思い出してしまった。
たぶんあれは、一生残るなあ…
とても安全な場所から見下ろした言葉だった。
それは真実ではあるけれど、やっぱり人間、言っていいことと悪いことがあると思うねん。
でも、同じことでも違う人が言えば、全然ニュアンスが違ったと思うわ。
これはなんでやろ?やっぱり根底のパーソナリティによるもんか?
たぶんそうやろな…
しばらく、どこかでなんか言うのは控えよ。しんどいわ。
Markey's Osaka West "Oba-han"River-side Blues......
─────── ひらりひらひら きままな稼業 風に吹かれて 東へ西へ
2011年5月3日火曜日
ずっと夜明け前
GWはなんか、ずっと原稿書いてるんですが…
服やら書類やら片付けないとアカンもんがいっぱいあるんやけど、
常に目先のショボイ仕事に追われて手が回らない。
まりりんの勉強もいよいよ見てやらないとイカン。栄養も考えて、メシも作らないとアカン。
今朝も数学の宿題でひと悶着あったが、 ワシ、元々理系はできへんのにますますボケていて、
中1でもよ~ぉ読まんとホンマにわからんよ…(泣)
クージーさん、家庭教師してくれまへんか~?? (笑)
当のミーハーなまりりんさん、勉強の仕方がまだわかっとらんのやけど、「阪急電車」読みたいというので、まぁ流行もんやけど何でもええか…と読ませたら一日で読んでしもた。そら読みやすいもんねあんなん。
で、どっかで聞きかじってきた太宰を読みたいというので、それやったらこれはどや!と、最近何作かをまとめて編集しているものすごい分厚い文庫を与えたら何とか読んでるみたいやけど、まぁわからんやろなぁ。まあ濫読でもなんでもええか、読めへんよりマシやわ。
連休やからまりりんの友だちが来てクッキー作ると言ったら、面倒も見んとアカンし…
おちおち座って仕事もしてられへん…
というか、ちゃんとじっくり一緒にやったられへんのが悲しいわ。
大きな問題はもうずっと手付かずやし、改善する気配はないし、このままではホンマにイカンし。
まあ自分がトシいってきて、万事にトロくなっているのが本音であるが。
現時点でこの状況はほんまツラいのぉ~。はっきりいってもうどうでもエエと思っている自分がいる。
あ、雨が降ってきた。篭ってたらババくさい愚痴ばっかりでイカン。
今日は、家で仕事してて雨に逢わずによかったかもね、と思ってみよう。
とりあえず状況グッチャグチャでも、老化はあれど健康なのと寝る所があって、
今夜の食べ物があるだけでヨシとする。明日はわからんが。
服やら書類やら片付けないとアカンもんがいっぱいあるんやけど、
常に目先のショボイ仕事に追われて手が回らない。
まりりんの勉強もいよいよ見てやらないとイカン。栄養も考えて、メシも作らないとアカン。
今朝も数学の宿題でひと悶着あったが、 ワシ、元々理系はできへんのにますますボケていて、
中1でもよ~ぉ読まんとホンマにわからんよ…(泣)
クージーさん、家庭教師してくれまへんか~?? (笑)
当のミーハーなまりりんさん、勉強の仕方がまだわかっとらんのやけど、「阪急電車」読みたいというので、まぁ流行もんやけど何でもええか…と読ませたら一日で読んでしもた。そら読みやすいもんねあんなん。
で、どっかで聞きかじってきた太宰を読みたいというので、それやったらこれはどや!と、最近何作かをまとめて編集しているものすごい分厚い文庫を与えたら何とか読んでるみたいやけど、まぁわからんやろなぁ。まあ濫読でもなんでもええか、読めへんよりマシやわ。
連休やからまりりんの友だちが来てクッキー作ると言ったら、面倒も見んとアカンし…
おちおち座って仕事もしてられへん…
というか、ちゃんとじっくり一緒にやったられへんのが悲しいわ。
大きな問題はもうずっと手付かずやし、改善する気配はないし、このままではホンマにイカンし。
まあ自分がトシいってきて、万事にトロくなっているのが本音であるが。
現時点でこの状況はほんまツラいのぉ~。はっきりいってもうどうでもエエと思っている自分がいる。
あ、雨が降ってきた。篭ってたらババくさい愚痴ばっかりでイカン。
今日は、家で仕事してて雨に逢わずによかったかもね、と思ってみよう。
とりあえず状況グッチャグチャでも、老化はあれど健康なのと寝る所があって、
今夜の食べ物があるだけでヨシとする。明日はわからんが。
2011年4月2日土曜日
夜の空気は止まるけど
まりりんも、イヌも、お友達もみんな寝た春の宵。
今夜はモニタの向こうにも誰の気配もない。
週末はそれぞれがそれぞれの場所へ迷い込み、あたりはしんと静かになって、
ひとりでぽつりぽつりとタイプする音だけが、深夜の部屋を震わせる。
夜の空気は止まるけど、それでも時間は止まらない。
今夜はモニタの向こうにも誰の気配もない。
週末はそれぞれがそれぞれの場所へ迷い込み、あたりはしんと静かになって、
ひとりでぽつりぽつりとタイプする音だけが、深夜の部屋を震わせる。
夜の空気は止まるけど、それでも時間は止まらない。
2011年3月4日金曜日
雪のひな祭り
仕事をしていたら、窓の外にひらりひらりと紙のような雪が降りてきた。
今日はひな祭り。でもひな人形も出せてなかった。ごめんよー。
ひな人形といっても、お内裏様とお雛様の二人だけの木目込人形やねんけど…
私のは、母方のお祖父さんが買ってくれた段飾りが物置にしまってあるはずだが、今頃どうなってるか。
随分昔に箱の中で首が転がっているのを見たことがあるし…
こんな仕事をしていると、歳時などを楽しむ余裕というものがもてないのだ。
時間ですっぱり切れるような仕事を選んだほうがどれだけ楽だったんだろ。
いいや、生来のズボラだから、仕事時間内にずっと集中してないとダメなような職種は無理だ…
でもねえ。考えたり作ったりする仕事で私のように能力がないと、本当にしんどいわ。
次の人生では、余裕で歳時を楽しめるような計画を立てたいものだ。
余裕な奥様人生。いや、余裕なひとり人生、というのが最も理想的だ。
今日はひな祭り。でもひな人形も出せてなかった。ごめんよー。
ひな人形といっても、お内裏様とお雛様の二人だけの木目込人形やねんけど…
私のは、母方のお祖父さんが買ってくれた段飾りが物置にしまってあるはずだが、今頃どうなってるか。
随分昔に箱の中で首が転がっているのを見たことがあるし…
こんな仕事をしていると、歳時などを楽しむ余裕というものがもてないのだ。
時間ですっぱり切れるような仕事を選んだほうがどれだけ楽だったんだろ。
いいや、生来のズボラだから、仕事時間内にずっと集中してないとダメなような職種は無理だ…
でもねえ。考えたり作ったりする仕事で私のように能力がないと、本当にしんどいわ。
次の人生では、余裕で歳時を楽しめるような計画を立てたいものだ。
余裕な奥様人生。いや、余裕なひとり人生、というのが最も理想的だ。
2011年2月24日木曜日
そちらでよろしく
お父ちゃんも叔母ちゃんも、お母ちゃんも、よろしくね。
わたし、こないだからそこの息子さんにいろんなもの頂いて、
お世話になってるねん。
たぶん共通の知り合いはイヤっちゅうほどおるやろし…。
町内会の誰がキライとか、あそこのオッサンは偏骨やとか、
昔あのウチはあんなことあったのになあ…ほんまヤラシィで…
とか、そういう下町ネタで大いに盛り上がってください。
こっちには聞こえへんから、言いたいこと言えるよ。
あー、商売やってる店にお嫁に来て苦労した愚痴話は、
お母ちゃんしか話が合えへんね。
みんな、結構さっさとそっちに行った人ばっかりやな…
もう、苦労したから早く免罪符をもろたかな。
それともそんなにこっちがイヤやったんやろか…(笑)
まー、ここらへん、ガラは悪いけどねえ。
2011年1月31日月曜日
検索ワード あ・ら・かると
来訪者の少なさを誇る当ブログだが、検索ワードで迷い込む災難な人もそのまた少数だがいらっしゃる。
今までの検索ワードダントツ1位は「ロッド・テンパートン」大先生だ。
今ではどこでどうしておられるかわからない大先生だが、検索している日本人がいることは喜ばしい。
次に多いのは「芽瑠璃堂」。音楽関係が続く。
この2つが目立って多く、ここへ迷い込む人の平均年齢が窺い知れる。
要するに私と同年代か、それ以上の人々だ。70年代ソウル・ファンク好きの、昔は異様に腰がほそくて、
ピッチピチに前をボタンで留める“ベルボトムのジーンズ”を履いていた軟派者のオッサンとプロファイルする。
あとはチョボチョボ。「ビルボードライブ大阪」が次ぐらいか。
検索して来た人、ロクな情報じゃなくてスマン。
面白いのでは、「Osaka downtown ワシ」なんていうのもあった。
こりゃ、フツーは組み合わさらざるべきワードやよね。知り合いかえ?
今までの検索ワードダントツ1位は「ロッド・テンパートン」大先生だ。
今ではどこでどうしておられるかわからない大先生だが、検索している日本人がいることは喜ばしい。
次に多いのは「芽瑠璃堂」。音楽関係が続く。
この2つが目立って多く、ここへ迷い込む人の平均年齢が窺い知れる。
要するに私と同年代か、それ以上の人々だ。70年代ソウル・ファンク好きの、昔は異様に腰がほそくて、
ピッチピチに前をボタンで留める“ベルボトムのジーンズ”を履いていた軟派者のオッサンとプロファイルする。
あとはチョボチョボ。「ビルボードライブ大阪」が次ぐらいか。
検索して来た人、ロクな情報じゃなくてスマン。
面白いのでは、「Osaka downtown ワシ」なんていうのもあった。
こりゃ、フツーは組み合わさらざるべきワードやよね。知り合いかえ?
2011年1月1日土曜日
2011年はジャンジャン横丁から
謹賀新年。知らん間に去年1年経ち、年が明けてしまいましたが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日は新今宮から新世界を通って一心寺、四天王寺のコースへ。
一心寺には母の骨仏があるので。四天王寺は出店目当てのまりりんのためのオマケ。
出るときはお天気がよかったのだが、どんどん曇って寒くなってきた。
しかし元旦からジャンジャン横丁とは…ま、ワタシらしいか。すごい人だったけど。
昔、お祖父さんが小さいワタシを連れて、よくここらへんに賭け将棋をしに来た。

お祖父さんが賭け将棋に興じている間は、ワタシは小銭をもらって、スマートボールをしに小走りで行く。
ちょっと遊んで勝ったら(お祖父さんがね)、帰りにグリル梵で“ビフカツ”で一杯。ワタシには、確かオムライスを頼んでくれていたと思う。ワタシは小学校3年で腎臓を患って長く入院するまで、とてもとても好き嫌いが激しくて食の
細い子で、会うたびごとに人に「なんて細い、色の青白い子やねえ」と言われていた。確かに、手と足は骨のようで、血管が薄い皮膚の下に透けて見えるような子供だった。
だからオムライスを到底ひとりでは食べ切れなかったと思うけど、老舗の洋食屋のそれはとても上等な味で、賭け将棋についてくるのが愉しみだった。

お祖父さんはビフカツをアテに美味しそうにくいくいとビールを飲んでいて、昔の洋食屋の店内が、気泡が現れては消える琥珀色のグラスの中に透けて見えて、小さいワタシには不思議で楽しい光景だった。
天王寺や新世界は、ワタシにとってはお祖父さんとよく一緒に来た
“素敵な繁華街”だ。
環状線の駅にはいっぱい鳩がいて、フェドーラ帽をかぶって着物の上からコートを羽織ったお祖父さんに手を引かれて、三ヶ日の阿倍野界隈へ繰り出す。寄席をのぞいて、デパートの食堂でアイスクリームをたべて。
そんな天王寺も、今また、大きく姿を変えようとしている。
近鉄がこの前建て代わったのって、そんなに昔じゃなかったでしょ?
その前の近鉄のマークがぼんやりと懐かしい。
なんだかあっという間に、ワタシの周りで15年ぐらいが経ってしまった。
※追記
調べたところ、今までの建物は建て替えられたのではなく、戦前からある旧館だったんですね。
1988年増床リニューアル。そんな昔か!(絶句)
今日は新今宮から新世界を通って一心寺、四天王寺のコースへ。
一心寺には母の骨仏があるので。四天王寺は出店目当てのまりりんのためのオマケ。
出るときはお天気がよかったのだが、どんどん曇って寒くなってきた。
しかし元旦からジャンジャン横丁とは…ま、ワタシらしいか。すごい人だったけど。
昔、お祖父さんが小さいワタシを連れて、よくここらへんに賭け将棋をしに来た。

お祖父さんが賭け将棋に興じている間は、ワタシは小銭をもらって、スマートボールをしに小走りで行く。
ちょっと遊んで勝ったら(お祖父さんがね)、帰りにグリル梵で“ビフカツ”で一杯。ワタシには、確かオムライスを頼んでくれていたと思う。ワタシは小学校3年で腎臓を患って長く入院するまで、とてもとても好き嫌いが激しくて食の細い子で、会うたびごとに人に「なんて細い、色の青白い子やねえ」と言われていた。確かに、手と足は骨のようで、血管が薄い皮膚の下に透けて見えるような子供だった。
だからオムライスを到底ひとりでは食べ切れなかったと思うけど、老舗の洋食屋のそれはとても上等な味で、賭け将棋についてくるのが愉しみだった。

お祖父さんはビフカツをアテに美味しそうにくいくいとビールを飲んでいて、昔の洋食屋の店内が、気泡が現れては消える琥珀色のグラスの中に透けて見えて、小さいワタシには不思議で楽しい光景だった。
天王寺や新世界は、ワタシにとってはお祖父さんとよく一緒に来た
“素敵な繁華街”だ。
環状線の駅にはいっぱい鳩がいて、フェドーラ帽をかぶって着物の上からコートを羽織ったお祖父さんに手を引かれて、三ヶ日の阿倍野界隈へ繰り出す。寄席をのぞいて、デパートの食堂でアイスクリームをたべて。
そんな天王寺も、今また、大きく姿を変えようとしている。
近鉄がこの前建て代わったのって、そんなに昔じゃなかったでしょ?
その前の近鉄のマークがぼんやりと懐かしい。
なんだかあっという間に、ワタシの周りで15年ぐらいが経ってしまった。
※追記
調べたところ、今までの建物は建て替えられたのではなく、戦前からある旧館だったんですね。
1988年増床リニューアル。そんな昔か!(絶句)
2010年12月31日金曜日
As time goes by
去年まで32年間続いた緊張の生活が突然終わり、今年1年でそれに急に順応するのは難しく、
とても不安定なキモチで過ごした2010年でした。
まがりなりにも残っていた片方の足場が、外されてしまったと思っていたと思う。
今年上半期はふさぎこんでいて、やっと動けるようになったのが半分を過ぎてから。
でも、ホントに目の前のことだけやって時間をやり過ごしていただけで、いろんな後始末とかには全く手がつけられずじまい、というか、まだ手を付ける勇気が出なかった。ほとんどまだそのまんまだ。
こんな情緒の状態だったから、いろんな迷惑をいろんな人にかけた。
声をかけてくれるのに反応しなかったり、誤解されるような行動をしたり、
ひとりでしんどい思いを勝手にしたり。
いつもそこには別に何もなく、ただ以前と変わらぬ空気があるだけだったのだけど。
ずっとずっと長いこと、父との暮らしの中で、自分の情緒を不自然に押さえ込んできたと思う。
だからある意味、それを出してもいい状況がきたのだけど、どうもうまくいかない。
ずっといちばん恐れていた状況でもあることが、現実になってしまったのだから。
自分のいろんなネジとか、いろんなパーツががオカシイのは、自分でおぼろげながらわかっている。
ほとんど元からオカシイんやろうけど、たぶんまだリハビリが必要なんやろな。
32年分、なかなか大変や。はっきり言って、娘時代ぐらいからやり直さなアカンねん。
何がいいたいかというと、今年ワタシと関わった皆様方、妙な行動や言動でご迷惑をおかけしました。
ひょっとしたら不必要にビビらせてしまった人もいるかもしれません。
でもこの状態はまだ急には直らないかもしれないし、一生このままかもしれません。
だけど来年はもうちょっと、マトモな思考に近づけたらいいなと思っています。
いや、何がマトモなんか、正直わかっていないのですが。
それでもま、しゃーないか、と思ってくださる方は、来年もよろしく。
もうすぐそんなあっという間で、ただ単にアホみたいなだけだったワタシの2010年が終わる。
Best of Joy Michael Jackson
とても不安定なキモチで過ごした2010年でした。
まがりなりにも残っていた片方の足場が、外されてしまったと思っていたと思う。
今年上半期はふさぎこんでいて、やっと動けるようになったのが半分を過ぎてから。
でも、ホントに目の前のことだけやって時間をやり過ごしていただけで、いろんな後始末とかには全く手がつけられずじまい、というか、まだ手を付ける勇気が出なかった。ほとんどまだそのまんまだ。
こんな情緒の状態だったから、いろんな迷惑をいろんな人にかけた。
声をかけてくれるのに反応しなかったり、誤解されるような行動をしたり、
ひとりでしんどい思いを勝手にしたり。
いつもそこには別に何もなく、ただ以前と変わらぬ空気があるだけだったのだけど。
ずっとずっと長いこと、父との暮らしの中で、自分の情緒を不自然に押さえ込んできたと思う。
だからある意味、それを出してもいい状況がきたのだけど、どうもうまくいかない。
ずっといちばん恐れていた状況でもあることが、現実になってしまったのだから。
自分のいろんなネジとか、いろんなパーツががオカシイのは、自分でおぼろげながらわかっている。
ほとんど元からオカシイんやろうけど、たぶんまだリハビリが必要なんやろな。
32年分、なかなか大変や。はっきり言って、娘時代ぐらいからやり直さなアカンねん。
何がいいたいかというと、今年ワタシと関わった皆様方、妙な行動や言動でご迷惑をおかけしました。
ひょっとしたら不必要にビビらせてしまった人もいるかもしれません。
でもこの状態はまだ急には直らないかもしれないし、一生このままかもしれません。
だけど来年はもうちょっと、マトモな思考に近づけたらいいなと思っています。
いや、何がマトモなんか、正直わかっていないのですが。
それでもま、しゃーないか、と思ってくださる方は、来年もよろしく。
もうすぐそんなあっという間で、ただ単にアホみたいなだけだったワタシの2010年が終わる。
Best of Joy Michael Jackson
2010年12月28日火曜日
2010年11月4日木曜日
11月のにおい
ここ数年記憶がまばらな私。ちょっと問題なのでは、と自覚している。
嫌なことは忘れようとする脳機能のおかげなんだろか?
でも、きっとあきらめないで心静かにいれば、やさしくて楽しいこともこれからあるよね。
11月は秋と冬のグラデーションの時間。 中学生ぐらいのときも、いつもこの時期にセーターをおろしていた。
それまでの薄物の長袖の上に、ウールを1枚重ねて「季節が変わったんだな」と文字通り肌で感じていた時期。
…でも、その頃の記憶の糸をたどれば、この時期には炎の見えるストーヴを出して、その上には湯気をほのかに吐く薬缶があったと思うんだけど…
やっぱり 今はかなり暖かくなっているのかも知れないな。

この月に入ると、ことん、と陽が落ちるのがはやくなる。
家路への道、ジャケットの衿を立てる日がふえてゆく。
みんなが帰った後の校庭に、藍色と緋色の混ざった帳がひんやりと下りようとするのを、ちいさい私も、どこからか見ていた。
たぶん、手には竹箒。
黄昏の校庭とセットなのは、やっぱりドヴォルザークやね。
あの頃は、家に帰れば
修理しかけでブラウン管がむき出しのTVや、電圧計や工具がいつもあって、
店にしゃべりに立ち寄った近くのお客さんが振り向いて。
ざわざわとした空気の向こうに、
やさしい湯気と夕餉のにおいがたちのぼり出迎えてくれた。
家の中にも、なんだか人が大勢いた。
今は自分が火をおこす役目だけど、暖かい場所とにおいを
あの頃みたいに、作れてるんだろうか。
やっぱり足りないものがいくつもあるね。
嫌なことは忘れようとする脳機能のおかげなんだろか?
でも、きっとあきらめないで心静かにいれば、やさしくて楽しいこともこれからあるよね。
11月は秋と冬のグラデーションの時間。 中学生ぐらいのときも、いつもこの時期にセーターをおろしていた。
それまでの薄物の長袖の上に、ウールを1枚重ねて「季節が変わったんだな」と文字通り肌で感じていた時期。
…でも、その頃の記憶の糸をたどれば、この時期には炎の見えるストーヴを出して、その上には湯気をほのかに吐く薬缶があったと思うんだけど…
やっぱり 今はかなり暖かくなっているのかも知れないな。

この月に入ると、ことん、と陽が落ちるのがはやくなる。
家路への道、ジャケットの衿を立てる日がふえてゆく。
みんなが帰った後の校庭に、藍色と緋色の混ざった帳がひんやりと下りようとするのを、ちいさい私も、どこからか見ていた。
たぶん、手には竹箒。
黄昏の校庭とセットなのは、やっぱりドヴォルザークやね。
あの頃は、家に帰れば
修理しかけでブラウン管がむき出しのTVや、電圧計や工具がいつもあって、
店にしゃべりに立ち寄った近くのお客さんが振り向いて。
ざわざわとした空気の向こうに、
やさしい湯気と夕餉のにおいがたちのぼり出迎えてくれた。
家の中にも、なんだか人が大勢いた。
今は自分が火をおこす役目だけど、暖かい場所とにおいを
あの頃みたいに、作れてるんだろうか。
やっぱり足りないものがいくつもあるね。
2010年10月29日金曜日
クリーニング屋でじわり
日曜日にまりりんの分ともども服の入れ替えをし、火曜日辺りから急に寒くなった。去年クリーニングに出し忘れていたウールのセーターが数点出てきたので、商店街のクリーニング屋さんへ。
特に顔見知りの店ではないが、初老のご夫婦でやっている取次店だ。
おばちゃんが受付伝票をカウンターで書いてくれる間、他愛のないおしゃべり。
以前堀江に住んでいた頃は、買い物して話すことなど皆無であったが、川を越えただけの下町は路上でしゃべっている人だらけ。やっぱりこっちの方が性に合う。
ワシはあまり地域密着型のライフスタイルではないけれど、やはり生まれ育った地元のカラーというのは大きい。
たとえ東京へ行っても、北千住などの商店街を歩くとほっとするのだ。
おば:「急にさむなったなあ」
私:「ほんまやねえ。こないだの日曜に衣替えしてよかったわあ」
おば:「あんた、偉いなあ。日曜ええ天気やったやろ?
どっこも行かんとちゃんと衣替えしてんなあ」
不意に鼻の奥にツン、ときた。
そんな風に誰かに言われたことは長い間なかったのだ。
やったことを褒めてもらえて、単純に本当に、うれしかった。ありがとおばちゃん。
相手が言葉で私を傷つけるときは、自分の張り詰めた不安定な思いがそこに反映されて返ってきているだけの話。弱っているところに堪えて、本当にしんどいけれど。
不安や懼れからくる気持ちの刃を外に向けないで、そろそろ、素直にならないとあかんね。
さて、素直になる相手が問題なのだが。
2010年8月2日月曜日
2010年7月4日日曜日
時の流れの雫
6月は仕事は暇だったので、これまで片付けられなかったことをしようとしたのだが、中途で挫折。気持ちがまだまだアップダウンの株価乱高下状態から抜け出せないでいるみたいである。
ちょっと、心をのんびり休める時間、いや期間が必要なんやろなー。
どうしたらいいんかな… 1人で自家発電はかなり燃料切れかも。もう燃やすもんないぞ。
時間ばかりが過ぎていく。ワタシはいったい毎日、何をしているのだろう。
火種の切れそうなちいさな溶鉱炉の火を、本当はしばらく落としてその傍ですこし休みたい、と思う。
で、ちょうどお声のかかった蛍狩りのお誘いに便乗させていただいて、この季節、雨のにおいと草いきれのする山里(結構近いけど)へ。出発時の天候に、今年はもう蛍はだめだと思ったけれど、夜の帳が降りきった頃の時間だけ雨はやみ。不思議なことでした。
夜の闇に線を描くほのかな蛍の灯火は、いつか乗った静かな車窓に流れるかすかな灯りに似ていて、ちょっとさみしくなった。
こちらにお邪魔したときは、朝に歩く里の道が好きだ。
静かで平坦な山すその草むらに分け入る小道には、池や花や鳥や虫が、それぞれの場所で生きている。私たちはその「領域」に勝手に分け入ってずんずん歩いているのだが、彼らは言葉で拒むこともなく、その姿で侵入者をも癒してくれる。
前夜に疎ましく思った雨も、翌朝には露となって残り、路傍の草の葉を潤す。
人生に起こるよくないと思えるいろんなことも、そういうものかもしれない。
さまざまなことをきちんと愛しく思えるようになれるまで、
初めて誰かをそう思えるまで、
まだ残された時間はあるのだろうか。
間に合わなかったらどうしよう。
それはそれで、そういうことなんやろな。
2010年4月19日月曜日
泥の河
生まれ育ったところを聞かれて答えると、その人は「ああ、“泥の河”やね」と言った。
四半世紀以上まえのこと、私はまだ学生で、その人は現モノリスの社長である。
進路を考える頃に知り合いから紹介されて、業界のことなどいろいろ聞いていたときのことだ。私はまだ“泥の河”を読んだことがなかった。
高校までは公立で、みんな家庭はいろいろだったと思うが、似た様な地域から通ってきていた。それをとりたててどう、と考えたこともなかった。
ごみごみとした大阪市内の町中の、澱んだ川がそばに流れる、少し饐えたような海の匂いが朝夕に風に乗ってくる町。
小学生のときに病気で長い入院をした。白髪橋の病院から見える自宅の方角のシンボルは、灰色の円筒形のガスタンクだった。いつもそれを見て「家にかえりた い」と泣きべそをかいていた。
しかし大学に進んで世の中にはいろんな“場所”があるのだとわかった。
大学で出来た友人の住む街に行くと、そこはきれいで、真新しくて、遠くへ曲線を描いて伸びていく道路が何重にもあって、走る車や空気の色さえもちがう。
自分の住む町になんて呼べない。
長い時間そう思っていた。
今でも家は前の道路をはしるトラックの振動で揺れる。
南へ下れば、海の傍の工場に近づき、人家や店が建ち並ぶ表通りも荒涼とした色味をおびてくる。
もう少し進めば、あの「ブラック・レイン」の、錆びた巨大な、不気味なコンビナート街区。
その先の路は、深い暗い海の闇へと落ち込んでいる。
ひょっとしたらたとえば同じ高校のひとたちは、今どんなに立派になっていたとしても、
私と同じことを感じたことがあるのでは、と思う。
だからそういう者同士、会って話すとどこかしら安堵するのだろう。
自分の生まれ育った町のことを包み隠さず話せる仲間。
何十年かずっと心の奥底にしまって蓋をしてきた、そんな意識でつながっている気がする。
生まれた場所を離れて長く経ち、どんなに自分の記憶の履歴を消し去ったとしても
人生に秋風が吹く頃には、ひとは不思議とそこへ呼び寄せられる。
四半世紀以上まえのこと、私はまだ学生で、その人は現モノリスの社長である。
進路を考える頃に知り合いから紹介されて、業界のことなどいろいろ聞いていたときのことだ。私はまだ“泥の河”を読んだことがなかった。
高校までは公立で、みんな家庭はいろいろだったと思うが、似た様な地域から通ってきていた。それをとりたててどう、と考えたこともなかった。
ごみごみとした大阪市内の町中の、澱んだ川がそばに流れる、少し饐えたような海の匂いが朝夕に風に乗ってくる町。
小学生のときに病気で長い入院をした。白髪橋の病院から見える自宅の方角のシンボルは、灰色の円筒形のガスタンクだった。いつもそれを見て「家にかえりた い」と泣きべそをかいていた。
しかし大学に進んで世の中にはいろんな“場所”があるのだとわかった。
大学で出来た友人の住む街に行くと、そこはきれいで、真新しくて、遠くへ曲線を描いて伸びていく道路が何重にもあって、走る車や空気の色さえもちがう。
自分の住む町になんて呼べない。
長い時間そう思っていた。
今でも家は前の道路をはしるトラックの振動で揺れる。
南へ下れば、海の傍の工場に近づき、人家や店が建ち並ぶ表通りも荒涼とした色味をおびてくる。
もう少し進めば、あの「ブラック・レイン」の、錆びた巨大な、不気味なコンビナート街区。
その先の路は、深い暗い海の闇へと落ち込んでいる。
ひょっとしたらたとえば同じ高校のひとたちは、今どんなに立派になっていたとしても、
私と同じことを感じたことがあるのでは、と思う。
だからそういう者同士、会って話すとどこかしら安堵するのだろう。
自分の生まれ育った町のことを包み隠さず話せる仲間。
何十年かずっと心の奥底にしまって蓋をしてきた、そんな意識でつながっている気がする。
生まれた場所を離れて長く経ち、どんなに自分の記憶の履歴を消し去ったとしても
人生に秋風が吹く頃には、ひとは不思議とそこへ呼び寄せられる。
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